99年生の韓国留学日記

韓国の大学に通う気まぐれ日記です

韓国でファッションを学ぶ! 韓国留学 ファッション学科 服飾学生 

 

こんにちは、リカです。

 

今日は今までまとめられなかった学校の話をしていきたいと思います。

韓国のファッション学科に通うって?

って話

 

まず簡単に自己紹介と、私が通っている学科について説明しますね。

 

【自己紹介】

99年(00)生まれの22歳

2018年に高校卒業と同時に渡韓し

梨花女子大学の語学堂2級からスタート

2019年の秋学期から梨花女子大学 衣類産業学科に入学

現在(2021年 8月)4学期履修して学年としては次に3年生になります。

 

【梨花女子大学 衣類産業学科】

むむ?ファッションを学ぶ学科?と一概に言っても

韓国の大学ってほんとに沢山あって、それぞれに特色があるんですね

特にどの大学も大きく分けて

”芸術学部のファッション学科”と”生活や産業学部のファッション学科(衣類学科)”

 

前者は、ファッションを芸術的な作品として表現する

いわゆるコムデギャルソンや文化服装の服装科のようなイメージをしてもらったらいいです

後者は、産業的というかファッションの流通科に近いと考えてもらうといいかもしれません

大学のカリキュラムによっては後者の学科もバリバリデザインする!みたいな学科もありますが

基本的にはファッション業界を幅広くいろんな視点から学ぶという感じです。(下で詳しく)

 

なので、私が通っている衣類産業学科は後者の方で

”独創的な、ファッションを通して自己表現がしたい!”

”コムデギャルソンみたいなショーに出るようなデザイナーになりたい!”

みたいな方は、芸術学部のファッションデザイン科をおすすめしますし

日本でファッションを学ぶことを強くお勧めします。

ファッションに関しては、日本の方がやはりまだ先を行っていますので。。

(もちろん海外に出て見える景色や学びも沢山!ですが、技術や質を求めるなら断然日本)

 

私は将来、デザイナー志望というよりは、マーチャンダイジングやプレス、バイヤーさんなど、業界や流行、流通を学びたかったので

幅広く学べる”衣類産業学科”を選択しました。

 

衣類産業学科の授業

さあ、みんなが知りたい授業のお話!!

2年通ってやっと語れますわ。。😉

 

まず一年時は衣類産業について、ファッション業界についての基礎を徹底的に勉強します

▶︎素材の理解(お洋服に使われる素材がどうやってできて、どんな種類なのか)

▶︎衣類産業とファッション(名の通り基礎の基礎、業界用語など)

▶︎カラープレイニングデザイン(フォトショップの勉強、一から教えてくれる)

▶︎ファッションと文化(ファッションと歴史を狂ったように覚える)

▶︎ファッション実務用語と等式化(イラストレーターの勉強、一から教えてくれる、めっちゃ徹夜した笑)

▶︎パターンデザイン(シャツとスカート作る、家にミシンないと死ぬ、学校で徹夜するはめになる)

 

こんな感じで、まじで基礎の基礎

実技ではフォトショ、イラレの基礎も学べて、パターンも学べて

座学では素材と業界のこと、歴史のことなど。。

結構楽しかったです。

ただ課題多すぎて普通に徹夜します笑

 

2年生〜!!は基礎の応用

開設科目は多いのですが、2年に一回とかしかされないものあって競争率が高いです。

▶︎スタイルドローイング(デザイン画の人体の書き方、課題やばい毎週徹夜)

▶︎テイラーリング(ジャケットとパンツ、めっちゃしんどいらしくて、4年生の時間ある時に聞こうかな、、と、、笑)

▶︎ファッションCAD(CADっていうプログラムの勉強、型紙の勉強です)

▶︎ファッションの歴史(一年のファッションと文化の授業と何が違うん?って授業 笑

▶︎ファッションコンテンツ計画(これ開設されてなかったからよく分からず><、)

▶︎染色と素材開発(染物と素材の授業、化学式とか出る、研究レポートがやばすぎて期末前ずっと徹夜)

▶︎ドレーピング(立体裁断の授業、めっちゃ楽しい大好き)

▶︎ファッション心理と消費者行動(英語講義、先輩いわくしんどすぎてできれば聞きたくない

▶︎ファッションイメージとデザイン(デザイン科っぽい授業、発想して、デザインして、ほんとに作る手前までやる)

▶︎ファッションマーケティング(名の通り、経営戦略、面白い)

▶︎ファッションイラストレーション(スタイルドローイングのver.2、デザイン画の授業、描いて描きまくる)

 

ここまでが2年生、かなり幅広ーーーーーくファッションで働くなら必須なことばかりだし

実技も座学もあって、いろんなこと学べて楽しいです

 

そして3年生

私はまだなので、聞いた話や想像ですが紹介

▶︎韓国服飾文化(韓国の服装史)

▶︎テキスタイル加工と新素材(染色の授業のver.2、自分で開発までするらしい)

▶︎ファッションと美(美とファッションの関係について、これも歴史系)

▶︎テクニカルデザイン(イラレでデザイナーが作る”作業指示書”の作成など、、デザイナーになるには必須のもの)

▶︎伝統服飾デザイン(チマチョゴリつくる!!!)

▶︎クリエイティブドレーピング(ドレーピングのver.2)

 

こんな感じかなあ、学期によって開設科目が違うので全部はわからなかったけど

かなり楽しそうよね

チマチョゴリつくるのとか、韓国の大学いないとできないし

楽しみ〜♡

 

4年生になるとキャプストーンデザインと言って

卒業発表試験があります

卒業論文の代わりみたいな感じ

他の大学は、卒業展示とか?かな

梨大は今まで学んで自分が楽しかった分野(デザインとか、素材とか、マーチャンダイジングとか、、)に分かれて卒業研究をして教授たちの前で発表します

合格したら無事卒業!

緊張しそうだな〜 ㅜㅜ

 

プラス、外国人は免除ですが

韓国学生はインターンシップも通わないといけないみたい。

 

こんな感じで専攻のカリキュラムは終了〜

副専攻などしなかったら、4年間で66単位(22科目)聞いたらいいです!

ちなみに梨大の衣類は卒業単位135単位で多い方😥

コンスタントに聞いていかないと4年で卒業できません!!

なんならコンスタントに聞いてもギリ

 

教養の授業

まあ大学なので教養もしっかり聞きます

梨大は学科ごとに決められた教養の領域があって、その中から選んで聞きます

(詳しくは学科HPへ、、)

 

梨大の強みはなんと言っても”ジェンダー”や”フェミニズム”

韓国で一番有名で歴史ある女子大ですから、この辺は本当に勉強になるかと。

日本では女性権利ってまだ大きく叫ばれてないし

世界的に見ても日本の女性権利ってほぼ底辺で

きっとこういう社会問題は自ら目を向けていかないと気づかないんだろうなって思います。

梨大だからこそ学べる教養です。

 

あとは、キリスト教の大学だから宗教のこととか

これ意外と面白くて(教授によるけど)

旧・新約聖書の話とか、神話とか、ファンタジー小説みたいで面白かったです

 

他にも聞いてみたい教養ばかり!

”北朝鮮の生活”、”法律と社会”、”病気と薬”、”心理学”、、、、、

皆さんも、梨大に来たらぜひ色々聞いてみてください

女子大なのもあって、女性目線だったり、社会問題だったり

ほんとに知らないこと知れて面白いです♡

 

今回は梨大の衣類産業学科のカリキュラムについてまとめてみました!

次の記事では、奨学金とか学費、生活の話をまとめようかなと、、

 

インスタグラムで日常上げてます♡

こちらのブログのコメントより、インスタのDMをよく見ますので

ご質問はぜひインスタグラムまでお願いします^^

https://www.instagram.com/u1uv999/

 

それでは、アンニョーン